会社の顧問弁護士 【#2-26】

 
おはようございます。ずごっくです。
 
闘う君の歌を
闘わない奴等が笑うだろう

ファイト!

 


 
では、昨日の続きです。
 
 

損害賠償請求の手順

 
昨日書きました通り、どうにかこうにか、労働基準監督署 に、たどり着く事ができ、相談を始める事ができました。
そして、その他に、身内に紹介してもらった 弁護士 さんにも相談を始めました。
「労働基準監督署」と「弁護士」の二段構えという事になります。
 
時系列表でいうと、赤丸のあたりですね。
 
時系列/損害賠償請求
 
いざ相談を始めてみたら、トントントンっと、話が進んで行きました。
必要な書類は全て揃えていますからね。
そういうの、一切手を抜きませんから (。+・`ω・´)キリッ
 
そして、損害賠償請求の内容ですが、要するにこういう事です。
 
わたしがうつになったのは、会社の責任だから金払え
 
その請求した金額ですが、
 
書けないw
 
さすがにそれは書けませんw
その内容としては、こんなところです。
 
慰謝料、治療費、他秘密
 
これも書けないw
 
そこまでは、さすがにw
 
そして、こういった「会社を訴える」という事をしようと思った場合、いくつかの手順があります。
ザッと書き出すと、こんな感じになります。
 
損害賠償請求の手順/直接交渉、あっせん、労働審判、訴訟
 
やはりまずは、直接交渉なんですよね。
それでも折り合いがつかない場合に、こういう手順を踏んでいくという事になります。
 
具体的な説明、、、
 
もう、忘れちゃったw
 
一年近く前の話なんでw
リンクだけでw
 
あっせん 厚生労働省 個別労働紛争解決制度
労働審判 裁判所 労働審判手続き
 
ご覧のように、取り扱っているお役所が違います。
あっせんは厚労省、労働審判は裁判所ですね。
それと、もう一つ。
 
労働組合
 
中小企業の場合、社内に無いのが普通なんですよね。
そのような状況に対応する為、合同労働組合みたいなのが、沢山あります。
そういう組合の組合員になって、団体交渉するっていう方法ですね。
 
このいろいろな方法についてですが、少し調べてみました。
今後の人事の仕事に役立ちそうな事が、けっこうありそうです。
やっぱり最近のお役所は、けっこうきめ細かな仕事をしてるなーって思いますね。
この辺は、また別の機会に、記事にしたらおもしろそうです。
少し、考えてみます。
 
そして、この手順ですが、、、
いずれの方法であっても、うつで苦しい時に、とてもじゃないけど踏んで行けない、、、
心的負担が大きすぎる、、、
労基や弁護士さんに、手順を教わるだけで精いっぱいでした。
直接交渉で、なんとか終わりにしたいと思っていました。
 
そして更に、、、
正直、内容が、弱い
裏付けとなる証拠が、弱いんですよ。
例えば、「売上の不足分を個人で補てんしろ」というもの、録音テープ があるわけではない。
会議の場には、他にも人はいました。
「給料を下げない」という場面にも、営業部門の責任者がいました。
でも、こんなの、、、
 
口裏を合わせるに決まってる
 
少し前に、政治家の秘書の録音テープが、話題になりましたよね。
あれも完全にパワハラですよね。
ああいう決定的なのがないと、難しいんですよ。
 
減給の問題も、任意休職の問題も、その前に解決しちゃってますしね。
それでも、ここまで来たんだから、最後まで進めてみるしかありません。
 
 

会社の顧問弁護士

 
そして、いよいよ、 損害賠償請求の通知書 を会社に送りました。
これ、自分で作りました。
弁護士さんにお願いするのにも、お金がかかるんですよ。
もちろん代理人としての依頼もしていません。
弁護士さんには、相談をしただけで、後は全部自分でやりました。
そんなお金の余裕もないですから、しょうがないですよね。
 
そして、会社の顧問弁護士 が出てきました。
 
やっと出てきてくれた
 
ようやく、話のわかる人が出てきてくれた。
 
ところが、何回か書類のやり取りをしたのですが、とにかく時間がかかる、、、
一回送って、戻ってくるまでに、1、2週間は平気で時間がかかります。
この書類を待つ期間ってのが、ホンッとに苦しいんです。
 
毎日毎日、何も手につかず、待つしかない、、、
日に日に、胸の苦しみが重くなっていく、、、
どうなるんだろう、どうなるんだろうと、頭の中もグルグル回る、、、
 
ダメだ、、、
ラチが明かない、、、
これ以上は、苦しすぎて耐えられない、、、
 
そこで、7月末頃に、先生に会いに行く事にしました。
先生は、快くご承諾くださり、面談をする事になりました。
 
そして、先生の事務所にお邪魔し、まず言われたのは、
 
私は、会社の立場だから、否認 が前提になるよ
 
正直、これが 嬉しかった
変にわたしの立場に立ってほしくなかった。
先生には、ずっとお世話になってきましたから。
中途半端に私事に巻き込んでしまうのが、イヤだったんです。
お互いの立場を明確にした上で、話をしたかった。
その方がお互いに気をつかわなくて、話が早い。
 
その上で、どうするのか?
 
そういう話をしたかった。
それを踏まえた上で、先生は、
 
本当に親身になって、話を聞いてくれた
 
そして、
 
言いたかった事を、全部言えた
 
このブログで書いているような事、全てです。
 
そして先生は、会社の非を認めるような言い回しは、絶対にしませんでした。
それでも、「一般論としては」、「法律上は」という前置きをした上で、わたしの言う事にキチンと向き合い、説明してくれました。
例えば、一昨日の「安全配慮義務」についても、キチンと説明してくれました。
ここには書き切れないような事も沢山あります。
そしてそれらが、
 
わたしは間違っていなかった
 
そう、わたしが納得できるように、上手に話をしてくれました。
 
さすがだな
この手の仲裁に慣れている
 
 

わかってくれる人は必ずいる

 
そして、この出来事、
 
私はあなたの上司ではない
 
これ以来、会社の人はもちろん、人を信用できず、怯えて話をする事もままならない状態が、ずっと続いていました。
 
働きたくても、体が動かない、
仕事の事を思い出すと、苦しく気持ち悪い、
それでも、死にたくないから生きていても、
ただただ、苦痛に耐えるしかなくて、
戦おうと思ってみても、誰が助けてくれるわけでもない、
少しずつ、少しずつ前に進むしかない、
そうやって、ようやくたどり着いた先生が、
 
ちゃんとわかってくれた
 
帰りの電車の中で、涙が止まりませんでした。
今でも、思い出すと涙が止まらず、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
ちゃんと生きていれば、必ず出口はある
 
わかってくれる人は、必ずいる。
会いに行って、本当に良かった。
 
この時点で、損害賠償請求の内容は、もうどうでもよくなりました。
先生のご提案を、素直に受け入れようと思いました。
 
実は、その後も会社といろいろあったんですけどね。
そんなこんなも、全部先生が上手に取りまとめてくれました。
今でも納得できない事は、多々ありますよ。
それでも、もうこれ以上先生を私事に巻き込みたくはありませんでしたので、素直にご提案に従いました。
 
そして最終的に決着した内容ですが、わたしの側の弁護士さんの見解だと、
 
60点
 
まぁ、いいんじゃないですかね。
弁護士さんに依頼してみても、100点満点なんて、なかなか取れないでしょうからね。
書類から何から全部一人でやって、これだけの点数だったら充分だと思います。
 
今となっては、この結果は、もうどうでもいいんですよね。
結局、この頃わたしが何をしたかったのかと考えると、
 
会社側の誰かにわかってほしかった
 
お医者さんや、カウンセラーだけでは、充分ではなかったんですよ。
また、一般社員の人達でも、ちょっと足りない。
経営にある程度影響がある人に、わかってほしかった。
その目的が達成できたわけですから。
それで充分です。
 
 

ドラクエ11に没頭した

 
そして、先生に会いに行った直後に、これが届きました。


全てを忘れて没頭しました!
 
2週間くらい、朝から晩まで毎日16時間くらいやり込みました。
裏ボスを含めて、1周半くらいやりましたよ。
 
本当に幸せな時間でした
 
働いていたら、こんな事できませんからね。
これが小中学生の夏休みでも、「宿題やりなさい!」ってなりますよねw
わたしには、何の制約もありませんから。
ゲーム好きには、夢のような日々です。
 
最新のドラクエを、寝る間も惜しんで2週間
 
いいでしょ (= ̄∇ ̄=)
羨ましいか?w
ん?w
 
そして、これがね。
 
ゲーム画像/ベロニカの覚悟
 
良いシーンですよね。
何度も見ました。
 
そして最後は、休職期間満了と共に、退職しましたとさ。
 
 
ε=( ̄。 ̄;) フゥ-
 
 
だいたい、こんなところですかね。
あくまでも、「わたしの場合は」という前置きあっての話ですが、やって良かったと思っています。
労働基準監督署の担当者も、わたしの側の弁護士さんも、そして会社の顧問弁護士の先生も、みなさんとても親身になって、お話を聞いてくださいました。
そして、わたしが間違っていたわけではないと、納得する事ができました。
 
 

なんでこうなったのかわからない

 
これ、ただ、、、
なんでこんな事になったのかだけが、釈然としない、、、
今でもいろいろ考えるのですが、なんでこんな事になったのか、
 
思い当たる節がない
 
いったい何だったんだろう、、、
 
あるとすれば、一つだけ。
更にその2、3年前の事です。
ある女性社員から、相談されました。
 
経営者のセクハラを何とかしてもらえませんか
 
 

■当ブログの内容について
当ブログに掲載されている、うつに関する記事は、筆者の実体験に基づく体験談です。この為、必ずしもお読み頂く方の、治療、療養を促す事につながるとは限りません。症状にお心当たりのある方、あるいは当ブログの内容により症状悪化の兆候が感じられるという方は、すぐに閲覧を中止し、必ず専門医に相談してください。筆者は医師ではない為、一切の責任を負いかねます。あしからずご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。


■参加コンテンツ
・「人気ブログランキング」と「にほんブログ村」に参加しています。

メンタルヘルスランキング ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました