減給と任意休職 【#2-25】

 
おはようございます。ずごっくです。
では、昨日の続きです。
 
 

異議を申し立てる

 
労働基準監督署 に相談するのはいいのですが、いったい何を相談するのかという事ですね。
日曜日に書きました出来事から、会社側に要求できる事は、以下の3件です。
 
■ 違法な減給の取り消し
■ 休職形態を本来の傷病休職に変更
■ うつを患った事に対する損害賠償請求

 
損害賠償請求は、内容がかなり重くなりそうです。
そこで、先に「減給」と「休職形態」を、なんとかしようと思いました。
 
すぐになんとかしないといけなかったのが、休職形態です。
「任意休職」の場合、半年で休職期間が切れてしまいますので、それまでに本来の「傷病休職」に変更させなくてはいけません。
社会復帰できるまでに、どれだけ時間がかかるかわかりませんからね。
伸ばせるのであれば、最大限伸ばしておきたかったわけです。
 
ところが体が動かない
 
2016年4月~8月くらいまでは、「異議を申し立てる」というような事ができませんでした。
そして9月に入って、ようやく労働基準監督署に行く事ができました。
時系列表で見てみると、取り組みの部分の、赤丸をつけた辺りです。
 
時系列/異議を申し立てる
 
それが、、、
 
行ってみたら、あっと言う間でした。
 
あぁ、これ、
減給は違法だし、傷病休職ですね (・-・ )

 
え 、、、
 
あ 、、、
そうですか 、、、
えっと、どうすればいいでしょう 、、、
 
会社に労基がそう言っていたと伝えてください
それでダメならまた考えましょう (・-・ )

 
これで終わり
 
たった、これだけの話です。
 
そして、言われた通りに、会社とメールでやり取りを始めました。
ところが、
 
とにかくゴネる
 
一ヶ月くらい、やり取りしましたかね。
なんで、あの世代の人達って、ゴネたがるんですかね。
 
ゴネるのが正義
 
とでも言わんばかりに、嬉々としてゴネますよね。
 
クレーマー世代
 
ホンっとに、時間の無駄だと思うんですよね。
 
 

違法な減給に対する異議申立て

 
まず、違法な減給 について
会社側が主張したのが、「規程に基づいた減給である」という事でした。
じゃあ、その規程を提示しろ、と言っても出てこない。
出てくるわけがない。
 
だって、そんなもの無いから
 
そんな事は、最初からわたし知ってるんです。
もちろん法が要求する範囲での、最低限の給与規定はありましたよ。
しかし、この減給の根拠になるような、明確な規程なんて無いんです。
 
ここでまたしても、「大企業と中小企業のギャップ」が出てきます。
 
そもそもの、組織論
わたし大企業で働いた事がないので、よく知らないんですけど、この辺のギャップにはだいぶ苦労しました。
直近の会社は、最初の頃、大企業出身者がほとんどだったのですが、
 
自分の担当する仕事しかしない
 
ずっと中小企業で働いてきたわたしにとっては、これは大きな驚きでした。
 
それは私の仕事ではありません
 
みんな口癖のように、そう言うわけです。
でも、大企業では、それが正しい んですよね?
その昔、銀行に勤める古い友人に、聞いた事があるような気がする、、、
 
なんでそうなるのか、よくわからない。
仕事の内容が給料に直結するから?
こういう仕事ならいくら、ああいう仕事ならいくらという基準が、あるんですか?
まぁ、部長ならいくら、課長ならいくらとか、そういうのはあるでしょうね。
 
それと仕事の内容を明確にしておかないと、責任の所在がわからなくなってしまう。
だから人の仕事には手を出さない。
そうしておかないと、何か問題があった時に、責任が曖昧になってしまうという事ですよね?
 
よく知らないんですけど (´▽`)ノ アハハァ
 
ところが、
 
中小企業でそれをやると、会社全体が回らない
 
例えば、会社を回していくのに、10の仕事があったとします。
大企業の組織論でいけば、10人の人を雇う必要が出てきます。
ここで社員が8人しかいなければ、8の仕事は回っても、2の仕事が浮いてしまいます。
その浮いた2の仕事はどうすんのさ、、、
じゃあって、その為に2人雇うとしても、
 
中小企業にそんな余裕はない
 
もちろん、基本的な役割分担はありますよ。
しかし、どこかで助け合わないと、会社全体が回っていきません。
極端な話、
 
わたしも、お茶出ししましたよ
 
だって、誰かがやらないと、お客様に失礼じゃないですか。
まぁ、そこはさすがに女性社員が気を遣ってくれたので、数回しかやってませんけどねw
 
最初の頃は、このギャップに本当に苦労しました。
この為、わたしが採用の仕事をしていた頃は、面接の時にこう伝えました。
「自分の持ち場だけではなくて、いろいろとお手伝いしてもらう事もありますよ」ってね。
それに納得してくれた人が、入社していますので、その後はこういうギャップもだいぶ無くなりました。
 
こういった事情があるので、
 
給与規程は、あえて曖昧にしておく
 
あまりガチガチな規程にしてしまうと、会社全体が回らなくなってしまうからです。
だから、直近の会社では、わたしの減給の根拠となる規程は無いんです。
 
だからこそ、減給をするには、同意書が必須
どういう基準で、あの金額になったのかは、今でもわかりません。
 
 

任意休職に対する異議申立て

 
次に、任意休職 について
会社側の主張は、「届出書が提出されていない」
またかよ、、、
 
そんな書類も存在しない
 
もちろん大企業だったら、細かなケースごとに、様々な書類が備えてあるんでしょうよ。
中小企業の場合、いちいちそんな書類を作っておく意味がない。
 
メールのやり取りで充分なんです。
仮に訴訟騒ぎになったとしても、メールは証拠書類になりますから。
わざわざ細かなケースごとに、書類を作っておく必要はないんです。
 
めんどくせぇな、クソじじぃどもが、、、
 
正直、会社の顧問弁護士 に、出てきてほしかった。
それまでは管理部門の仕事をしてきましたから、ずっとお世話になってきた先生がいたんですよ。
もちろん、数件の仕事を一緒に取り組んできましたから、お互いによく知ってるんです。
 
そして、同世代の先生ですが、とにかく 話が早い
こんなバカバカしい話、これは違法です で、終わりなんだから。
 
サッサと先生に相談しろよ
 
と思っていました。
 
そして最後には、この2件を認めさせました。
休職期間が1年半になり、10月には減給された分の給料が振り込まれました。
これでこの2件については、ケリがつきました。
 
 
(*´-ω-`)・・・フゥ
 
 
どうも後で聞いた話だと、途中からこの顧問弁護士の先生が、話に加わっていたみたいです。
 
それでか、、、急に認めたからな
 
 

損害賠償請求に向けて

 
さぁ、ここから今度は、損害賠償請求 をしていこうという事になります。
再度、労働基準監督署に行こうと思っていた、矢先の11月の事です。
 
ここで、祖母が他界しました。
そして、再発 です。
 
これが、ホンッとに痛かった、、、
損害賠償請求どころか、また寝込むような生活になってしまいましたから。
 
そこからが、もう、ホンッとにたいへんでした
 
以前書きましたように、この頃こんな取り組みを始めていました。
 
・ブログを毎日更新する
・DQX のゴールド管理を毎日続ける
 
実はここで、もう一つの取り組みも始めていたんです。
 
・損害賠償請求に向けた書類作成
 
ところが、進まない、、、
 
出来事の経緯をまとめたり、領収証をまとめたりと、何かとやる事があるわけです。
 
ちょっと書くと、すぐに気持ち悪くなってしまい、手につかない、、、
 
それでもこの頃は、他の取り組みを始めていましたからね。
そちらが順調に進んでいましたので、だいぶ気持ちは楽でした。
 
そして、ようやく書類がまとまってきたのが、2017年3月末です。
前年11月頃から始めてますので、
 
5ヶ月
 
さぁ、労基だと思い、4月の初旬に動き出しました。
ところが、家を出て駅に行くまでの間に、胸が締め付けられるように苦しくなってしまい、油汗がダラダラ出てくるんです。
結局、その日は電車に乗れませんでした。
 
そして、どうしたのかと言うと、段階を踏む
 
まず、労基のある駅まで行ってみる。
その日はそれで終わり。
 
そして日を改めて、今度は労基の入口まで行ってみる。
その日もそれで終わり。
 
また日を改めて、今度はエレベーターまで行ってみる。
その日もそれで終わり。
 
 
・・・
 
 
そうやって段階を踏んでいき、実際に相談を始める事ができたのが、5月末でした。
 
2ヶ月
 
相談を始めるまでに、これだけ時間がかかってしまいました。
 
ただ、その頃ちょうどこれもやってましたからね。
 
ずごっくの日記:【完結】1億G貯める!
 
こちらが佳境にさしかかっていましたので、こちらを優先させたいというのもありました。
更に、これが完結した後、疲れすぎてしまい寝込んでしまいました。
そのせいもあって、なかなか労基にたどり着けなかったんです。
 
つまり、労働基準監督署にたどり着き、相談を始めるまでに、
 
計7ヶ月
 
 
(*´-ω-`)・・・フゥ
 
 
そして、ようやく具体的な内容の相談を、始める事ができました。
 
 
明日へつづく・・・
 
 

■当ブログの内容について
当ブログに掲載されている、うつに関する記事は、筆者の実体験に基づく体験談です。この為、必ずしもお読み頂く方の、治療、療養を促す事につながるとは限りません。症状にお心当たりのある方、あるいは当ブログの内容により症状悪化の兆候が感じられるという方は、すぐに閲覧を中止し、必ず専門医に相談してください。筆者は医師ではない為、一切の責任を負いかねます。あしからずご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。


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