おはようございます。ずごっくです。
では、昨日の続きです。
本来すべき事ではない
今日は、なぜ損害賠償請求をしたのか?
まず先に、このような労働問題で、会社に対して訴えを起こす事について、ハッキリ書いておきます。
わたしのようにパワハラや、セクハラが原因でうつを患ってしまう方は、けっこう多いのかもしれません。
しかし、このような会社を訴えるような事は、
お勧めできる事ではありません
というのも、心的負担が大きすぎる
これも書いておきます。
医師、カウンセラーにも、「お勧めできません」とハッキリ言われていました
あくまでも、自分には必要だという考えの元、自分の判断で、自分の責任でやった事です。
うつを患ってしまったら、本来このような事はすべきではないんです。
安静にして休んでいるのが、一番良いんですよ。
休職期間満了までは、とにかく休む。
退職しても、慎重に慎重を重ねて様子を見る。
そして再就職するというのが、本来の療養のあり方です。
労災申請は断念した
そして、こういったケースの場合、労災申請 と、すぐに思い浮かべる方が多いと思います。
ところが、申請をしてみても、調査 があるわけです。
これに、耐えられない
医師、カウンセラーは、この「労災申請」すら、お勧めしませんでした。
これもやっぱり、心的負担が大きすぎるんです。
労災は、わたしも検討したんですが、この調査が怖くてできませんでした。
相手はカウンセラーでは、ありませんからね。
知らない人に、根掘り葉掘り聞かれるのは、ちょっと、、、
うつを患ってしまうと、身内などの限られた人としか、話ができなくなってしまいます。
こういった公的機関を利用する場合、このハードルがけっこう高いんです。
でも、どうなんでしょう。
先日も書きましたが、最近のお役所は、とても親切になってきてますからね。
こういうケースのプロのような人が、いるのかもしれません。
その辺は、わたしも経験してないので、何とも言えないところです。
そして更に問題なのは、必ず認定されるわけではない という事なんです。
この認定に関しては、厚労省が基準を定めています。
厚労省通達 心的負荷による精神障害の認定基準について
これ、具体例が載っててわかりやすいですよ。
わたしも、これを参考にしました。
ところが、こういうのって、社会全体の事例と比較して、強弱を決められてしまうんですよね。
本人がどれだけ苦しんでいても、他の事例と比較されてしまう、、、
これはもう、しょうないですけどね。
お役所の場合、どうしても公平性が問われますから。
一人の事例だけを、特別扱いするわけにはいかないんですよ。
こうやって考えてみると、、、
必ず認定されるわけでもないのに、、、
全部話すのかよ、、、
リスクが大きい割に、リターンが不確定
結局わたしは、労災は断念せざるを得ませんでした。
なぜ損害賠償請求をしたのか
となると、会社に対して直接訴えていく事になります。
では、なぜそんな事をしたのか。
一回やってみたかったw
やっぱり管理部門の仕事をしていると、こういう「会社を訴える」みたいなのが、なかなかできないんですよ。
どうしても、会社の立場に立たないといけませんからね。
ところがこの頃は、配置換えにより、所属部門が管理部門から営業部門に移っていました。
そして、わたしは部長をしてましたので、管理監督者 になるんです。
管理監督者の場合、「経営者と一体的な立場にある」とみなされますので、労働基準監督署に相談する事ができないんです。
ところがこれも、配置換えにより一般社員になっていました。
そうなんですよw
労働基準監督署に相談してみたかった!
「管理部門」でもなければ、「管理監督者」でもない。
晴れて堂々と、憧れの労働基準監督署に、行けるわけですw
そしてわたしはこの先も、管理部門の仕事をしていく事になると思います。
そうなると、もうそんな事もできなくなってしまう。
やるなら今しかない!
Ψ(`∀´)Ψ ウケケケケケ
これが一番大きな理由だったりしますw
それと、いい勉強のチャンスだと思ったんですよね。
どんな制度があるのかとか、そういうのがよくわかりませんからね。
それを実際に経験してみないと、どんなものなのかも、よくわかりません。
こういった「パワハラ」があった場合に、どんな対応をしてくれるのか、経験したかったんです。
仕事の再構築をしないと再就職できない
そして、この先の事を考えた時に、一番問題だったのが、先日も書きましたが、
履歴書が書けない
原因となったような事を、自分の中で決着をつけていかないと、再就職ができない。
なぜなら、発症に至るまでの過程で、
自分の仕事をブチ壊されたから
長年の仕事に対する考え方や、働き方が完全に崩壊してましたから。
仕事の事を思い出すだけで、苦しくなって、起き上がれなくなってしまう、、、
例えば先日書いた、これ
「仕訳伝票にハンコを捺してない」などという、あまりにもバカバカしい事で、全てが否定される。
絶対におかしい
ここを整理して再構築していかないと、履歴書が書けない。
やっぱり、これをやったのが正解でしたね。
ずごっくの日記:【完結】1億G貯める!
どこにもハンコなんて捺してませんよね?
ハンコなんか捺さなくても、これだけの事ができる。
なのに、なんでこんなに苦しまなきゃいけないんだ?
ハンコしか捺せないような連中に、これだけの事ができるのか?
やれるもんなら、やってみろ
よし、つながったな
そうやって、自分の仕事を再構築するしかない。
安全配慮義務はどうなった?
そして、ずっと頭に引っかかっていたのが、
安全配慮義務
労働契約法 第5条
使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする
これは建築会社の例を考えると、とてもわかりやすいと思います。
建築現場のような危険を伴う作業をする場合、その安全を 会社側が 配慮しなくてはいけないという法律です。
この「生命、心身等の安全」の中に、
心の安全も含まれる
ここがポイントです。
ここについては、わたしはかなり慎重にやってきました。
例えば、減給をするにしても、わたしがやるとすればどうするのか。
最低でも、3~6ヶ月間の猶予期間を設ける
このくらいの猶予期間を設けないと、経済的なストレスに対する準備ができない。
今回、自分自身がうつを患ってみて、いろいろな関連書籍等を読むようになりました。
実は、うつを患う方の多くが、
経済的なストレスが原因
だから、会社はこういう事を慎重にやらなくてはいけない。
ほーら、またつながった
こういう事は、人事の仕事をする上で、最低限知っておかなくてはいけない。
ところがわたしの場合、通告された翌月に、合意もないのに強行されたわけです。
これも絶対におかしい
だいたいの話が、違法だろ
こんな事が、まかり通っていいのか?
わたしはこれまで、社員を解雇した事もありますよ。
倫理的には、許されない事もあったのかもしれません。
でも、
違法な事はしてきてない
こういう事を自分の中で決着をつけていかないと、履歴書が書けないんです。
おかしな事を、会社に認めさせないと進まない
わたしは、20年間ずっと管理部門で仕事をしてきました。
この先も、この仕事をベースにして働いていくしかありません。
そうなったら、もうこれしかないですよね。
戦うしかない
そして、労働基準監督署 へ行きました。
明日へつづく・・・
■当ブログの内容について
当ブログに掲載されている、うつに関する記事は、筆者の実体験に基づく体験談です。この為、必ずしもお読み頂く方の、治療、療養を促す事につながるとは限りません。症状にお心当たりのある方、あるいは当ブログの内容により症状悪化の兆候が感じられるという方は、すぐに閲覧を中止し、必ず専門医に相談してください。筆者は医師ではない為、一切の責任を負いかねます。あしからずご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。
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