人材紹介会社 【#2-12】

 
おはようございます。ずごっくです。
では、昨日の続きです。
 
 

人材紹介会社の採用コスト

 
今日は少し、採用コスト のお話を書いてみたいと思います。
「採用コスト」と言うのは、人材を採用する際にかかる費用の事ですね。
これを考える上で一番わかりやすいのが、
 
人材紹介会社
 
これまで、わたしが採用の仕事をしてきた中で、一番おつき合いが多かった会社が、このタイプの会社でした。
具体的な会社名は割愛しますが、主だった会社とは、ほぼ一度は何らかの接点があったと思います。
このような会社に対して、わたしの会社側が求める職種、スキル、年収などを提示すると、その条件にあった人材を紹介してくれます。
そして、書類選考、面接を行い、最終的には採用するという流れになります。
 
このような人材紹介会社を利用する場合、求職者は基本的にお金を支払う必要はありません。
しかし会社の側は、紹介手数料 を支払わなくてはいけません。
人材紹介会社は、この「紹介手数料」が売上となって、商売が成立しているという事になります。
そして、わたしの会社側では、これが「採用コスト」になってくるというわけですね。
 
 

紹介手数料の相場

 
ここ最近は、ずっと仕事を休んでいましたので、直近の相場はちょっとわかりません。
わたしが採用の仕事をしていた頃は、
 
採用する人の年収の 30% ~ 35%
 
これがその頃の相場でした。
一口に、30% ~ 35% と言っても、、、
ザッと計算してみましょうか。
 
人材紹介会社の紹介手数料/相場は年収の30%~35%
 
2点補足します。
・この場合の月収及び年収ですが、人件費という考え方をすると、ここに社会保険料などの法定福利費が加算されてきます。
・紹介手数料には、消費税が加算されます。
いずれも話がややこしくなりますので、今回は無視して話を続けます。
 
月収 30万円の人を採用するのに、
紹介手数料が 35%だとした場合、
会社は 126万円支払います

 
これが高いのか?安いのか?
 
パッと見だと、とんでもない法外な金額に見えますよね。
ところが、今でもいろいろと考えてみるんですけど、
 
実に絶妙で妥当
 
それで思い出したのですが、当時こんな事がありましたw
紹介手数料が高い!と、ある会社の担当者をイジめた事がありましてねw
 
ねぇー
この手数料さー
うちの商品の単価で割ってごらんよ (-゛-;)
 
計算機 パチパチパチ
 
あ! ( ゚д゚)ンマッ!!
見てこれ!
ほら、こんなに売らなきゃいけないよー
たいへんだよ、これ (。-`ω´-)
 
と、ネチネチ文句を言ってたら、
 
雇った人が売ってくれば、それでいいんですよ!
o(*≧д≦)o プンスコ プン

 
 
・・・
 
 
あ、いけね、、、
怒っちゃった (* ̄з ̄) ~♪

 
イヤなお客だよねw
そんなこんなも今となっては、良い思い出ですw
 
そしてこの担当者の言ってる事は正しい。
営業職の人を採用する場合は、この理屈が一番わかりやすいですよね。
 
紹介手数料以上に、売ってくれればそれでいい
 
より正確に書くとすれば、売上ではなくて、粗利 で稼いでもらってペイという事になるんですけどね。
 
 

ヘッドハンターの紹介手数料

 
他にも例えば、株のトレーダー、大企業の幹部クラスなどの、年収の高い人たちの転職で活躍するのが、
 
ヘッドハンター
 
ヘッドハンターも基本的には、人材紹介会社とやってる事は同じです。
ところが、その手数料が全然違う。
わたしは、直接取り引きした事があるわけではないので、聞いた事のある話に基づいて計算してみます。
 
ヘッドハンターの紹介手数料/相場は年収の40%~50%
 
40% とか 50% とか、とんでもない数字です。
金額にしてみると、あり得ない金額になります。
 
ところが、これが、、、
ヘッドハンティングされるような人達というのは、
 
この手数料を、補って余りある結果を出す
 
ほんっとに、世の中は広いと、つくづく思います。
あり得ない人達がいるんですよ。
 
こういったわかりやすい例だと、紹介手数料というのは、一概に高いとは言えないという事がよくわかると思います。
 
要は結果を出してくれれば、それで良い
 
まぁ、一口に結果と言っても、いろんな要素が絡み合ってきますからね。
その辺の見極めが、難しかったりはします。
 
では営業職ではなくて、売上に直結しない部門の人を雇う場合、どんなふうに考えるのか。
 
 
明日へつづく・・・
 
 

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